最近、『アガペ 心の癒しと和解の旅』(いのちのことば社刊)
を読みました。
私は日本で生まれて日本の教育を受けたけれど、
知らない事が多い事に、恥ずかしながら今頃気がついています。
驚くような歴史の上に、私は今立っている事を改めて覚えています。
教科書などでは決して知り得ない、
戦争の深い痛みと傷。人が堅く握り締めて持っている「憎しみ」
それはいかにして、
離すことが出来るのだろう・・。
日本には、仇討ちというモノガタリが
美しく語られているけれど、
それは「憎しみ」を離したわけではないし、
更なる憎しみをもたらしてゆくものに過ぎない。
人に不本意に傷つけられ、
しかもそれが度を越えるようなひどい仕打ちであったとしたら、
故意に故意に人格を踏みにじられ、愛する者が、
理由なく、命を奪われたとしたら・・。
一ミリも考えたくないような怖ろしい怖ろしい世界、
その民族の歴史の上に立っている。
けれど、この本を通して、
大きな慰めを与えられました。
「私たちは、和解の福音をゆだねられているのです。第二コリント5章」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本の著者である日本女性、ホームズ恵子さんを御紹介します。
恵子さんは三重県紀和町の生まれ。紀伊町には戦時中、入鹿銅山で
使役されていた英国人捕虜300名が住んでいたそうです。うち16名が死亡し、
紀和町では死亡した捕虜の墓を建て、手厚く葬っていました。
英国留学中に英国人ホームズ氏とご結婚された恵子さんは昭和63年、
この墓を訪れて墓が立派な追悼花園になっていたのに感動し、住んで
いた元捕虜やその家族を捜すことを決意することになります。
恵子さんは平成3年、ロンドンで開催された全国捕虜大会に出席して、
英国人元捕虜たちの日本人に対する強い憎しみを知って衝撃を受け、英国と日本の和解のための活動母体として、極東軍事捕虜(FEPOWs)とその家族属問などを目的とする
「AGAPE」(ギリシャ語で「無償の愛」)
を設立しました。
平成4年、多くの困難を克服して最初の
「極東軍事捕虜とその家族のための和解の旅」
が実施されました。
AGAPEは、これまで300人近い英国人元捕虜を日本に招待する
など、日本軍の捕虜となり、強制労働などで日本に恨みを持つ英国人と
日本の「和解」のために尽力してきました。
平成10年の天皇陛下の御訪英に際し、「日の丸」に火をつけて抗議
した元捕虜(87)は、AGAPEの説得で最近来日し、日本に対する
憎しみが完全に融けたと語っています。
ホームズ恵子さんは平成10年に日英和解活動の功績で、エリザベス
女王より勲四等勲功章を授かりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
聖書の語る福音がいかに、
人を生かし人を癒すものでしょうか・・・。
キリストの十字架は、
人々の深く傷ついたその心にふれ、
回復を与える唯一の愛。
罪のない神の御子が、
激しく苦しみ、痛みを味わわれ、背中の骨が見えるくらいに鞭打たれた。屈辱を受けながら苦痛に耐えながら祈られた祈り。
「父よ 彼らをおゆるしください。
彼らは 何をしているのか わからないでいるのです」
病を癒し、友なき者の友となられ
迷子の一匹の羊を探し続けられた方。
一人息子を失ったやもめに
「泣かないでいなさい」
と優しく声をかけてくださった方。
その方の十字架のみが、
和解をもたらす光。
主よ、
感謝します。
あなたを
心から礼拝します。
![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)
日本人でありながら、日本人から外国人扱いをされ、何十年も経って尚、自国のした事を棚に上げ、戦争責任を問いて来る社会に対して、失望と憤りを感じていました。
かと言って、どうしたら良いのかも分からず、赦しても、相手には罪の意識すらない事に戸惑いを感じていました。
その事から解放してくださったのは主の十字架刑の業に他なりません。
和解と謝罪、本当に一人一人に受け取ってほしいです。
私も受け取りたいし。
本、読んでみるね:)
日本て未だ鎖国のところあるんだね。
今日も言ってたけど、
イエス様ぬきの謝罪は何も受け取れない。
ただただ主の十字架だけが赦しを与えるものだね。
感謝します。